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2007年10月10日

名古屋コーチンのすべて

名古屋コーチン

名古屋コーチン(なごやコーチン)とは、日本家禽協会によって1905年に認定された、鶏の品種。後に「名古屋種」と改名されたが、現在も「名古屋コーチン」のままで流通している。


元・尾張藩藩士であった海部壮平・正秀兄弟の手によって、明治初期に、旧・東春日井郡池林村池之内(現在の愛知県小牧市池之内)で、誕生した。中国産の「バフコーチン」という名前の鶏と、元々現在の名古屋市辺りで飼育されていた地鶏を交配させて作られた品種で、日本家禽協会によって、初の「国産実用鶏」として、1905年(明治38年)に認定された。

その後1919年(大正8年)に、洋鶏の遺伝子を導入して改良(=育種)された品種が再固定されて、「名古屋種」と名付けられたが、現在も「名古屋コーチン」のままで流通している。

登録商標の「純系名古屋コーチン」は、愛知県畜産総合センター種鶏場から供給された種鶏から、名古屋コーチン普及協会の会員が、名古屋周辺地域で生産した名古屋コーチンの肉・卵だけに許された呼称。従って、愛知県特産の肉用品種である。

卵をよく産み、肉もおいしい「卵肉兼用種」に分類されている。現代では高級食材となり値段が高い。

名古屋コーチンの遺伝子資源は、各地に流出している。数年前、東南アジアのコーチン種を現地加工して名古屋方面を中心に出荷していた商社が、「名古屋コーチン」表記の箱への詰め替えを省き、商品名「名古屋コーチン」明記の包装資材を現地で使用し、輸入するという事件が発覚した。その前後にも輸入物のコーチン種が「名古屋コーチン」風に紛らわしい商品として流通している。畜産物のトレサビリティーに関する法整備が進む現在、普及協会も対策に取り組んでいる。


特徴

性格や外貌
鶏冠は単冠、成羽は黄褐色で尾が黒い、青鉛色の脚が目立ち眼も青みを帯びている。
大型で繁殖鶏は2kg台後半に及び、丸みのあるどっしりとした体型を示す。
性格が穏やかで飼いやすい。人間によく馴れ、小数飼育では飼い主をよく覚える。
雄鶏は5Kg、雌鳥は4Kgに及ぶ事がありその重量の為余り高く跳ぶ事ができない。

肉質
鶏肉用に飼育される名古屋コーチンは、通常メスで1.9?2.1kg(130日?150日飼育)、オスで2.4?2.6kg(120?130日飼育)で出荷となる。
名古屋コーチンの肉質は赤味を帯び、適度に香りの良い脂肪があり、弾力性・充実感がある。
いわゆる「こく」のある味が評価される。


名古屋コーチンの卵は、白玉卵や赤玉卵とは違う、美しい桜色をした卵殻となっている。
味は濃厚で卵黄の色は濃く、舌触りは滑らかで「こく」のある味が高評価である

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